ocnで紹介している固定ipアドレス取得でできること
NTTのフレッツ回線を利用していると、ocnのオプションとして固定ipアドレスの割り当てが受けられます。
固定ipアドレスを取得することで、いろいろなことができるとocnのホームページでも紹介しています。
その中でもサーバーへのアクセス制限ができるのは大きいです。本社サーバーに対して支店からのアクセスが可能です。支店が固定ipアドレスを持っていれば、そのアクセスだけを許可するように制限します。そうすれば他社の固定ipアドレスからのアクセスも無理なく制限できます。
その結果、ネットワーク運用のセキュリティレベルを向上させられます。
ocnではビジネスパックVPNに代表されるように専用の機器を利用することで、拠点間ネットワークのやり取りを暗号化も可能です。今まで以上にセキュアな通信ができるわけです。
また、自社内に各種サーバーを構築したい場合でも、固定ipアドレスは活用できます。
法人向けocnサービスに加入し、固定ipアドレスIP8プランまたはIP16プランにも申し込みます。
そうすればメールやWeb、DNSの各種サーバーを構築できるようになります。
複数のサーバーを運用したい場合でもocnでは最大64の固定ipアドレスの割り当てサービスがあります。
このため、複数のアドレスを割り当てることで、複数台のサーバーを公開できます。ちなみに最大64個の固定ipアドレスを割り振ることができるocnのサービスはocn光「フレッツ」サービスになります。
拠点間ネットワークを固定ipアドレスで構築できれば、作業の効率化も期待できます。
固定ipアドレスの付与された端末を持っていれば、どこからでもネットワークにアクセスできるからです。外出先からでもデータのやり取りができ、オフィスに戻ってパソコンで仕事をする必要がなくなります。
業務の効率化を進めたい、セキュリティ対策も万全に進めたいと思っているのなら、固定ipアドレスの利用も検討したほうがいいでしょう。