固定ipアドレスで拠点間ネットワーク構築し情報共有も
固定ipアドレスを取得することで、VPNを介した拠点間ネットワークが可能になります。
会社や社員のパソコンやスマホをVPNに接続すれば、外出先からでもあたかも皆さんがオフィスの中にいるかのように作業ができるわけです。
例えば営業スタッフが外回りをしていて、資料を持ち出すのを忘れたとします。
その場合、VPNに接続できる端末を持っていれば外出先にデータを移行することも可能です。
またオフィスの中で何か通達があった場合でも、スマホやパソコンで外出先にてリアルタイムで情報の共有が可能です。オフィスに戻ってこなくてもこのようにデータのやり取りができるため、業務効率を向上させることも可能です。
オフィス内にVPNを構築すれば、その後のインターネット通信に関しては割り当てられた固定ipアドレスを使っての通信となります。
一方ocnなどからのプロバイダからIPアドレスが提供されています。
これがどうなるかですが、プロバイダから提供されるIPアドレスは固定ipアドレスに包まれた状態で接続する形になります。
このように従来の動的ipアドレスを利用しているのと比較して、固定ipアドレスを利用するといろいろな部分で大きな変化がもたらされます。
NTTのフレッツ回線を利用している法人はありませんか?
もし固定ipアドレスを取得してVPNを構築しようと思っているのであれば、ocnのサービス利用も検討してみるといいでしょう。
ocnでは固定ipアドレスの割り当てサービスをオプションで提供しているからです。中にはメールサーバーやDNSサーバーなど複数サーバーを展開したいと思っている企業もあるかもしれません。
その場合、ocnでは複数の固定ipアドレスの割り振りも実施しています。
固定ipアドレスでしかサーバーにアクセスできない仕組みにすれば、セキュリティの向上にも効果が期待できます。VPNを構築すれば、海外などの出張先からでもアクセスできるようになります。